自分にあった結婚式場のスタイルに迷っている方に、今回はゲストハウスウェディングを紹介したいと思います。このスタイルは最近需要が増えており、その特徴にはたくさんの魅力が詰まっています。

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ゲストハウスウェディングの歴史

ゲストハウスウェディングは、比較的新しい結婚式の形態です。

ゲストハウスウェディングの起源は、ヨーロッパやアメリカにあって、それらの地域での価値観や思想の進化に関係しています。キリスト教の伝統的な教会や礼拝堂での結婚式が主流であった、儀式を重んじる時代から、20世紀の後半より思想や生活のスタイルのトレンドが多様化し始めました。そうした時代の中で、新郎新婦がより自由なスタイルの結婚式を望むようになり、伝統的な場所や形式にとらわれない、より個性的で自由なスタイルの結婚式が求められるようになりました。

こうした変化の中でゲストハウスウェディングが登場しました。ゲストハウスは、一般的には宿泊施設として利用される建物や施設を指しますが、ウェディング会場としても利用できるようカスタマイズされいます。ウェディングセレモニーや披露宴を行うことができるようになり、ゲストハウスで新郎新婦とゲストがより親密に滞在する時間が実現されました。

ゲストハウスウェディングの最大の魅力は、アットホームな雰囲気でリラックスして式を楽しむことだといえるでしょう。よって大規模なホテルや式場よりも厳選したゲストを選んだ少人数での結婚式であり、一人ひとりのゲストとの交流を重視する、カジュアルな雰囲気が魅力的です。

人気のゲストハウスウェディング

特に人気なのがヨーロッパ調のゲストハウスウェディングです。ロケーションとしては外観と結婚式場全体の雰囲気にこだわりがあり、家具や食器などもヨーロッパから取り寄せているところもあります。例えば、北欧スタイルのゲストハウスの場合は、白い壁を基調とした披露宴会場のなかに天然の木の素材感を感じさせるようなナチュラルな邸宅の雰囲気のゲストハウスがあります。またはヨーロッパの古城の様な教会で結婚式を挙げ、披露宴会場も華やかさがあり螺旋階段やガーデニングなどウェディング会場として整えられて、様々な結婚式のスタイルの提案をすることができるゲストハウスまでさまざまです。

また、結婚式専門のゲストハウスなら、結婚式当日だけでなく、空いている時間であれば、式の前にウェディング写真撮影をすることもできたりします。

画像はイメージです

まるでヨーロッパで結婚式を挙げたような仕上がりになっていますね。
結婚式当日もゲストにゆったりとした優雅な時間を過ごしてもらいながらも結婚式専門スタッフによるおもてなしの満足度が高いようです。

下記におすすめのゲストハウスウェディングのリンクを貼っておきます。

ゲストハウスで結婚式を行なうメリット

ゲストハウスで結婚式を行なうことで、これまでのよう結婚式場や披露宴会場ではできなかったさまざまなメリットが生まれました。具体的にどのようなメリットがあるのか、みていきましょう。

ゲストハウスの会場内を自由に散策

ゲストハウスの一番のメリットは一日一組もしくは2組であったとして時間を分けて貸し切りの状態にしていることが多いという点です。
ホテルウエディングなのでは他の結婚式と被ったり宿泊のお客様がいたりと周りに気を遣うことも多くなります。

しかしゲストハウスの場合はその日のその時間は新郎新婦の為だけの貸し切り会場になっています。時間が押してしまうことで次の結婚式のスケジュールに支障をきたすような心配もありません。さらに
外観にこだわっているため、お色直しの時間や披露宴までの時間ゲストは、好きな場所でゆっくりくつろいでもらうことができるところもメリットですね。

貸し切りで特別感がある

ゲストハウスの場合、結婚式場の会場すべてを貸し切りにしているところがほとんどです。
そのため他の結婚式場の場合は決められたスペースで決められた時間しか使用できないということもありますが、ゲストウエディングの場合は自分たちの好きなようにプランニングすることができます。

挙式の後はガーデニングで写真を撮りたいという希望や、人前式にして外で行いたいなど結婚式に対して強いこだわりがあるカップルには、思ったような結婚式を行うことができます。
また結婚式のおもてなしの料理やウエディングケーキなどシェフと打ち合わせをしてこだわったものを提供することができます。
費用は他の結婚式場と比べるとどうしても高くなってしまいますが、その分満足度は一番といってもいいでしょう。
新郎新婦にとっても他の花嫁さんとすれ違うという気分を味わうこともなく、自分のたちだけの為の披露宴という特別感を持つができます。

プチギフトを活用してみよう

ゲストハウスウェディングは大きなチャペルに比べると派手さはあまりありませんが、それも工夫次第でより華やかにかわいらしい演出をすることも可能です。

その演出のお手伝いとして役に立つのがプチギフトです。
そもそもプチギフトとは…

『プチギフトとは、パーティや披露宴の後、招待客を送迎するときに配るちょっとした贈り物のことをいいます。プチとは、フランス語で「小さい」の意味です。パーティーに参列していただいたことへの感謝を伝えるものです。』

このプチギフトはウェルカムボード型からオブジェ型まで様々なバリエーションで販売がされています。
しかも値段も1個当たり100~200円程度から購入できることもあり、装飾となりつつ後で参列した人にも贈り物としてプレゼントができるという優れものなのです。

基本的に紙などで梱包されていることが多く、持ち運びも重くなくていいことづくし!
なのでゲストハウスウェディングをしてもっと華やかにしたいという人がいれば、ぜひ参考にしてみてください。

ゲストハウスウェディングのススメ

ゲストハウスウェディングは、心温まる思い出に残る結婚式を実現する素晴らしい選択肢です。美しい会場や充実した設備、温かいスタッフのサポートが、特別な日を一層特別なものにしてくれます。ゆったりとした空間でゲストと過ごす時間は、絆を深める素晴らしい機会です。食事や宿泊も一体化しているため、ゲストの快適な滞在をサポートし、心地よい雰囲気を演出します。ゲストハウスウェディングは、アットホームでアレンジの自由度が高く、新郎新婦の個性を反映した結婚式を実現することができます。特別な日を共有するゲストとの感動的な瞬間を、ゲストハウスウェディングの魅力の中で迎えられることでしょう。一生に一度の結婚式をゲストハウスで迎えることで、幸せな思い出が一層深まり、永遠の輝きとなることでしょう。

アットホームな結婚式を

結婚式は一緒に一度の思い出となる特別なものです。
その結婚式をどのようなスタイルで行うかは地域によっても異なります。
豪華な結婚式をするのが当たり前という地域もいれば、自由に結婚式のスタイルを選ぶことが出来る場合もあります。

結婚は家同士のの結びつきという考え方よりも、新郎新婦が一番したい結婚式を望む身内が増えてきました。
それによって結婚式のスタイルも大きく変わり、格式を重視した結婚式だけでなく新郎新婦とゲストの関係性を重視した結婚式が増えています。

その代表的な結婚式をして取り上げられているのがレストランウエディングです。
レストランウエディングは普段はレストランとして営業されているお店を披露宴会場として貸し切り、披露宴を行います。

結婚式場とは異なるため、大掛かりな演出や施設などを行うことが制限されてしまう可能性があります。
しかし、新郎新婦との距離も近くゲストとは歓談する時間が長くとることができるのは大きなメリットといえます。
どちらかといえば派手な結婚式よりも一人一人にしっかりお礼を言えて堅苦しくないアットホームな結婚式にしたい人におすすめです。

料理のおもてなし

結婚式でゲストへのおもてなしとして最も大事なことは料理です。
結婚式に出席する人の中で二人の幸せな姿を見ながらおいしい料理を食べることを楽しむにしているゲストも多いです。

そのため料理にこだわりがある結婚式にしたいという人には、レストランウエディングがおすすめです。
普段はレストランとして多くのお客様にお食事の提供をしています。
お料理には一番の自信があるといってもいいでしょう。
こだわりが強い花嫁はミシュラン星がついたレストランを貸切る人もいるほどです。

レストランウエディングだからこそ、二人でオリジナルのおもてなし料理を提案することも出来ます。
ウエディングケーキもオリジナルのものを作ってもらうなど、料理は多くの人に喜びや感動を与えることができるおもてなしの一つです。

結婚式後も通える

結婚後に結婚式場に足を運ぶ用事はほとんどなくなってしまいます。
特に専門会場で挙げた場合は、自分が同じ結婚式場でお呼ばれすることがなければ、再び訪れる機会はとても少ないです。

ただしレストランウエディングの場合は、結婚式後にもレストランとして利用することができます。
思い出の場所にまた夫婦で訪れることができるということは、いつまでも初心を忘れることなく過ごすことが出来るとてもいい機会です。

お世話になったシェフやスタッフともずっと関係性が続き、子供が生まれるなど家族が増えてからもずっと通うことができます。
毎年思い出として結婚記念日にはレストランで食事をするというカップルも多いのが特徴です。

チャペルウェディングとキリスト教式

何となく、ウェディングドレスを着ての結婚式というと、ヴァージンロードを歩き、牧師さんの言葉に導かれて誓いの言葉や、結婚指輪の交換があり、聖歌隊とともに歌うというイメージがあるかも知れません。
一般的にチャペルの結婚式は、ホテルや結婚式用の場所で行います。
一方キリスト教の結婚式は、教会で行います。
キリスト教会は、礼拝や儀式を行うための場所です。

もちろん結婚式も行いますが、結婚式を行うためだけの場所ではありません。
キリスト教会で結婚式を挙げるのは、キリスト教の信者であったり、ミッションスクールに通っていた、または子供の頃に教会に通っていたなどのキリスト教を信仰する人が主だっていましたが、キリスト教を信仰していない場合でも、希望すれば教会での挙式は可能です。
教会での結婚式にしたいという場合、キリスト教の信者でなければ結婚講座を受ける必要があります。

また、信者のみが教会での結婚式を挙げられるという場合もありますので、教会での挙式を希望する時には確認が必要です。
結婚式のために教会へ通い、講座を受けることは、キリスト教の教えについて学び、知る機会となるかも知れません。

チャペルウェディングの会場

チャペルウェディングといっても、会場はいろいろとあります。
都心のホテルでのチャペルウェディングでも、ホテル内にチャペルがある場合や、独立型でホテルの敷地内にチャペルがある場合があります。

チャペル

ホテルのチャペルはゲストの待合室が充実している点や、待合室から式場、式場から披露宴会場へと移動しやすい点がメリットです。
また、ホテルでのウェディングはアクセスのよさも大きなメリットです。

一方、軽井沢や沖縄など、観光としても訪れる場所でのチャペルウェディングは、周囲の美しい緑や、海の見える抜群のロケーションなど、式場となるチャペルだけではなく、それを取り巻く自然の美しさも素敵な結婚式の大きな要素となります。
選んだ場所が遠方である場合、打ち合わせに行くのが大変、という点はありますが、前日の打ち合わせや衣装合わせのみ現地で行えれば大丈夫というケースも多くありますので、そうしたリゾートでのチャペルウェディングを希望する場合は、前日現地に着いた際の打ち合わせ内容などを事前に確認するとよいでしょう。

希望に合ったチャペルウェディング

チャペルウェディングといっても、決める際にはどんなチャペルウェディングにしたいかを考えてみるとよいのでしょうか。
自然の美しいチャペルや、心ひかれるデザインのチャペル、チャペル内の雰囲気といったことから、披露宴でのお料理の内容や、演出など希望に添ってどの程度が可能かなどの面から希望を挙げ、最高の場所だと思えるチャペルに出会えるといいですね。