少人数での結婚式

結婚式というと、ゲストを50人から100人くらいを迎えての挙式、披露宴を想像するかも知れません。
一方で、二人だけ、両家の家族のみの10人くらいでの結婚式の結婚式を希望するカップルも多いです。

理由はそれぞれですが、仕事関係の人や多くの友人とは結婚式とは別にパーティーを開き、結婚式は両家の家族だけで行いたいというカップルや、あまり人前に出たりお披露目したりするのは好きではないけれど結婚式はしておきたいというカップルなどが挙げられます。
また、結婚式をまだ挙げていなかったので式を挙げたいというカップルなどのニーズに合ったのが、少人数での結婚式と言えます。

少人数での結婚式を専門に扱っている式場も多いですし、少人数、二人だけの結婚式プランを設けている式場もたくさんあります。
最初は写真だけのフォトウェディングでと考えていたカップルも、少人数での結婚式ができることを知り、結婚式を行うこともあるようです。

二人だけのウェディングのメリット

多くのカップルは結婚式の予約を半年ほど前に入れます。
早ければ一年前に予約を入れるカップルもいます。

しかし、二人だけの結婚式での予約は二ヶ月から一ケ月前が多く、一、二週間前などの最短での予約が可能な式場も多いのです。
またゲストを招待していない分、費用も抑えられます。

しかし、短期間の準備が可能で費用が抑えられても、式の内容は充実しています。
ヘアメイクや着付け、写真や衣装に至るまでの結婚式で必要となるプランが含まれているウェディングプランがほとんどです。
内容についての詳細は確認し、打ち合わせの際に相談するとよいでしょう。

挙式は司祭者、スタッフ、そして主役の二人で行われますが、式場によっては二人の希望があれば、二人だけの時間を設けることもできるようです。
また、家族や友人を何人か招待する場合には、比較的自由に写真撮影などが可能な式場もあります。

本当に大切な人とだけで挙式したいというカップルには、二人だけのウェディング、少人数でのウェディングはメリットの多いプランではないでしょうか。

式の後のお食事やおもてなし

大人数での結婚式の後には披露宴がありますが、二人だけの結婚式や少人数での結婚式の後には、と考えるかも知れませんが、多くの場合はその後レストランや料亭でのお食事をしています。
また、式場から提携先の紹介もあるようです。

近場での少人数の結婚式の他、リゾート地での少人数の結婚式も人気があります。
リゾート地での結婚式の場合、ゲストも同じホテルに宿泊し、式の後に観光などを一緒に楽しむといったおもてなしをするケースもあります。
二人での挙式の場合は、そのままハネムーンを楽しむケースが多いです。

二人だけのオーダーメイド結婚指輪

結婚式をする上で結婚指輪は欠かせません。生涯大切にしていくものだからこそこだわった指輪を購入することをおすすめします。

憧れのブランドがあれば、それらの結婚指輪を購入するのもいいのですが、誰も持っていないオーダーメイドの世界にひとつの結婚指輪をつくるのもいいでしょう。

ただ、結婚指輪というと挙式の後は毎日身につけるという人もいるため、傷がついたり変形したりするのではないかと心配になる方もいるかと思います。

その心配や不安を取り除けるのが、鍛造法でつくられる結婚指輪です。

『鍛造法』(たんぞう)という言葉は、聞きなれないと思いますが『鍛造』とは字の通り【鍛えて造る】という意味です。叩いて鍛える事によって余分な空気、ガスが抜けてより丈夫で頑丈強固な強い金属ができあがります。

この鍛造法でつくられる結婚指輪であれば、一般的な既製品の指輪に比べて丈夫で変形しにくく、傷がつきにくいという大きなメリットが得られます。

そのため、いつまでも色あせることなく身に付けられる結婚指輪を手に入れることができるのです。
鍛造法でつくられる結婚指輪を販売しているブランドは数多くあり、その中でもフルオーダーメイドで結婚指輪が作成できる「TANZO」といったブランドがあります。

二人だけのウェディングを彩る「結婚指輪」。
二人の好みとアイディアを融合させて、結婚指輪と共に素敵な「結婚式」を挙げてみてはいかがでしょうか。

電車好きにはたまらない

日本には交通手段として電車を使用する人が多いです。
そのため電車オタクと呼ばれるほど電車好きな人もいます。
一生に一度の結婚式を大好きな電車の中で行うことも出来ます。
ブライダルトレインといって、電車の中で挙式や披露宴などを行うことができます。

ブライダルトレインを利用した場合のみ、記念切符、乗車証明書、記念プレートや盾などが送られます。
自分たちの為だけに送られる記念品は、電車好きには最高のコレクションになるでしょう。
電車好きのカップルの場合、身内や親族だけでなく友人も2人の好みを良く知っています。
そのためブライダルトレインは二人らしい結婚式と思ってもらえるでしょう。

ゲストにとってもブライダルトレインは初めて出席するという人が多いでしょう。
そのため、どのような結婚式になるのか想像がつかないでしょう。
どれもが新鮮で、車窓から見る景色や新郎新婦の晴れ姿と電車の組み合わせはブライダルトレインでしか実現できません。

電車ならではの演出

ブライダルトレインは、車両すべてを貸し切りにして行われることが多いです。
そこで多くのゲストに参加してもらった場合、車両ごとに分かれて座ることになります。
それぞれ別空間になってしまいがちですが、多くのゲストには車内放送を活用して司会進行を行うことができます。
電車らしい演出としてとてもおすすめです。

乗車するときには新郎新婦が駅長の恰好をしてお出迎えするという方法もあります。
乗車する際にはご結婚切符が配られ、その切符を新郎新婦が検札しながら挨拶するか、キャンドルセレモニーも行うことも出来ます。
デザートの時間には、電車の形にデコレーションされたウエディングケーキなどもふるまうことも出来ます。

挙式を乗車前に行う場合は駅長が立会人となって、人前挙式を行うことができます。
一般の駅などを活用しているためゲスト以外にも観光客や地元の人たちも結婚をお祝いしてもらうことができます。

ブライダルトレインはどこで?

ブライダルトレインを選択したいという人は、まずどこで行われているのか確認しなくてはいけません。
伊豆急行ではブライダル踊り子という名前で車両を貸し切りにすることができます。
JR東京駅から伊豆高原まで移動し、リゾートウエディングを行うことができます。

鉄道好きな人にとって、あこがれの列車としてSL蒸気機関車があります。
日本で走行しているSL蒸気機関車は大井川にあります。
ゲストの多くはSLを初めて見たという人も多いため喜んでもらえるでしょう。

また関東鉄道が行っているブライダルトレインでは、常総線の水海道車両基地から守屋まで一車両の貸し切りにしています。
出発前に写真をたくさん撮り、美しい景色を楽しみながら思い出話などをゲストと行うことができます。

自然のなかで結婚式

今結婚式も新郎新婦の理想の結婚式の形を追い求め、様々な形の結婚式が提案されています。
今まではホテルやゲストハウス、レストランウエディングなどが選択されてきました。
しかし最近ではこんな場所でも結婚式ができるという提案も増えています。

その一つとして人気が出ているのが、アウトドアウエディングです。
アウトドアウエディングとはキャンプ場等の場所を結婚式場としてアレンジをしてゲストとアットホームな結婚式を行うことができます。
ゲストにもスーツなどではなく気軽に私服で参加してもらうこともでき、一緒に楽しむことができます。

格式などにとらわれることなく、自分達がやりたい自由な結婚式を作り上げることができます。
挙式会場も自然の木々を使ってアーチを作り、好きな花や飾りつけなどをすることもできます。

バージンロードなども好きなお花を散らす人や真っ赤な絨毯を引く人もいます。
形にとらわれず一からつくりあげることで、とても思い出深い結婚式になります。

手作りにこだわる

挙式の形だけでなく披露宴に関しても堅苦しいものではなく自分達らしい披露宴にすることもできます。
手作りのウエディングケーキを準備し、料理なども手作りにしておもてなしをするカップルもいます。
芝生のようなデザインのウエディングケーキにスコップでケーキをすくい、ファーストバイトをする演出はアウトドアらしい演出です。
演出では歌が好きなカップルはギターで青空のなか演奏を、ダンスをしてたのしむカップルもいます。

夕方からの結婚式では、キャンドルをたくさん飾り幻想的な雰囲気をだし、テントなどを広げて、テントに飾り付けなどをしてアウトドアらしい雰囲気を出すこともできます。
どんなアイディアがいいのか、これで大丈夫かなと不安な人は、アウトドアウエディングのコーディネーターに相談するのもおすすめです。
どのような場所でアウトドアウエディングが可能なのか、そしてどのような演出がおすすめなのかなど提案してもらうことができます。
準備などで不安な場合は、披露宴をプロデュースしてもらい結婚式当日もサポートをしてもらうと安心です。

おもてなしのかたち

アウトドアウエディングではアットホームな結婚式を求める人が多いです。
ただしゲストにも参加してもらうときには、おもてなしも大事です。

そこでアウトドアウエディングらしいおもてなしとして、海や山の幸を味わってもらえる本格的なバーベキューなどもおすすめです。
気軽にお食事を楽しんでもらうことができ、料理を囲みながら楽しく過ごすことができます。
またその他にも大きな鍋で作るパエリアやお肉や魚などの薫製などもおすすめです。
アウトドアらしさだけでなく、なかなか自分達ではできない料理でおもてなしをすることができます。